
不登校にはきっかけがあります。学校の中で何かいやなことがあった、友人にいじめられた、先生に嫌われている、勉強がわからない、家庭内の問題や対応のまずさ、本人のサボりたい気持ち・・・など、きっかけは多岐にわたり、ほんのささいなことである場合もあります。 しかし、それを我慢して登校を続けていくうちに身体に変調が現れてきます。頭痛、腹痛、気持ちが悪い、などと言い出し、次第に休みがちになっていきます。そこで無理に登校させ続けていくと、子どもの中のストレスがさらに溜まっていき、状態がどんどん悪化します。
このような状態になったら、無理をさせずに休ませることが必要です。場合によっては週に1回息抜きのために休ませる、ということも考えられます。とにかくストレスを解消させ、よりひどい状態に陥ってしまわないように適度に休ませることも大切です。 そしてその段階のうちに、学校や相談機関と相談しながら不登校のきっかけを探り、その原因を解消させることができれば、次第に治っていく場合が多いようです。
学校は必ず毎日通わなければならないものでしょうか?決してそうではないと思います。親の中にそのような固定観念があるとしたら、その点をよく考え直してみる必要があるのではないでしょうか?